エクスペリエンス #002
心くばりを込める日本の美意識
豪華絢爛ではなく、控えめな美しさ。
日本人はそんな感覚やおもてなしをずっと大切にしてきたのだろう。
誰もが気が付かないような場所にも意識を留めた、最善の心配りが感じられる。
このホテルでは、日本の美意識の真髄に触れられそうである。
豪華絢爛ではなく、控えめな美しさ。
日本人はそんな感覚やおもてなしをずっと大切にしてきたのだろう。
誰もが気が付かないような場所にも意識を留めた、最善の心配りが感じられる。
このホテルでは、日本の美意識の真髄に触れられそうである。
日本の伝統を装飾に落とし込む
間接照明に照らされた廊下を進み、ルームナンバーを確認。番号の下にも和のテイストのサインが飾られており、日本へ到着した実感がより深まる。サインに落とし込まれているのは、古来より親しまれている日本の文化。扇子や富士山といった様々な造形がモチーフにされ、それぞれの客室にも異なる模様が使われている。単に美しいだけでなく、日本の文化に触れる機会を与えてくれる。
和の心を込めた、さり気ないデザイン
ホテルすべてが、職人の高い技術を生かしたデザインコンセプトで統一されているよう。ロビーやエントランスなど、いたるところに和を感じるデザインを見ることができる。枯山水の庭園模様を落とし込んだエレベーターの壁面や、盆栽をイメージしたシャンデリアなど、随所に日本らしい仕掛けがある。日本らしさをさりげなく取り入れた気品に満ちた空間が、非日常を存分に感じさせてくれる。
随所に感じられる“日本の粋″
客室では、「小あがりソファ」が用意されているのが象徴的。料亭文化にヒントを得たというこのソファは、足を伸ばして座ったり新聞やお土産を広げたり、自由なスタイルでゆったり寛ぐことができる。ほかにも盆栽をモチーフにしたシャンデリアやロビーのインテリアなど、様々なポイントに和のエッセンスが散りばめられている。日本の匠の技術を生かし、機能性や快適性だけでなく“日本の粋″をも表しているようだ。滞在するだけで、この国の素晴らしさを垣間見ることができる。