本薬師寺跡は、奈良市西ノ京にある薬師寺の前身となる本薬師寺があった史跡です。本薬師寺は、680年に天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を願って建立を発願したお寺で、残念ながら建立前に天武天皇は崩御してしまいましたが、その意志を受け継いだ持統天皇が完成させました。
当時・藤原京の四大寺のひとつとされていましたが、平城遷都ののちに、718年に今の薬師寺となりました(移築か新築かは諸説あり)。現在は遺構が残るのみですが、毎年夏一面に咲くホテイアオイが人々を癒やし迎い入れてくれます(※2022年は植栽中止)。
激動の時代を生き抜き、日本の礎を築いた2人の天皇ですが、今は飛鳥の同じ檜隈大内陵(野口王墓古墳)に眠り、現代を見守っています。
▼アクセス
奈良交通バス「近鉄畝傍御陵前駅バス停」から徒歩約9分
コミュニティバスで「大和八木」から「飛騨町」で下車、徒歩約12分
当ホテルからは、20分ほどでアクセスできます。
→Googleマップ
写真提供:ミグランス(橿原市役所分庁舎) 1F 観光振興支援室