日本の伝統文化でもある歌舞伎や人形浄瑠璃の演目「冥途の飛脚」の舞台となった新ノ口村。この新ノ口村で、「冥途の飛脚」の歴史に触れることができるのが善福寺です。
この善福寺の境内には、冥途の飛脚の主人公である忠兵衛と梅川の供養碑があり、当時の史実の感傷に浸ることができます。
この事件を題材に、その翌年に近松門左衛門が人形浄瑠璃の台本として書き、やがて歌舞伎でも「冥途の飛脚」「恋飛脚大和往来」として、演じられるようになります。その後に改作されたものの、現在まで受け継がれる不朽の名作の一つとなったと言われています。
【アクセス】
・近鉄新ノ口駅から徒歩約3分
・近鉄大和八木駅から徒歩約20分
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